2024.03.22

聖心学園ブログ

探究学習の集大成「聖心探究グランプリ2023」が行われました（3/22）

今年度、1～3年生で地域探究学習「飛鳥プロジェクト」を、4・5年生で企業探究学習「クエストエデュケーション」を取り組んできましたが、その一年の成果を全学年で発表し合う「聖心探究グランプリ2023」が行われました。

2月に各学年で予選会が行われ、勝ち抜いた学年代表2チームが午後の決勝大会（プレゼンテーション）に、その他のチームが午前のポスターセッションに参加します。1～5年生の全校生徒一人ひとりが発表を経験し、5年かけてさまざまな経験を積み重ねていくのが本校の探究学習の大きな特徴です。学年の枠を超えて、聖心学園の探究の伝統がつながる一日となりました。

午前中はポスターセッションの部です。体育館内を5カ所に分け、自分の学年以外の発表を見学することになります。すでにそれぞれの学年内で何度も発表していますが、先輩や後輩、先生方、保護者に囲まれ、これまでとは異なる雰囲気の中での発表となります。

1年生は先輩に囲まれ緊張した様子でしたが、しっかり発表していました。また、先輩も自分が1年生のときに取り組んだ経験を踏まえて、発表がより良くなるよう積極的に感想や意見を伝えていました。

最後に全員が8つのポスター発表を通してよかった発表を2つ選び、感想を添えた付せんを貼り付けて午前の部が終了しました。

午後は外部より審査員をお迎えし、「クエストカップ2024」に出場した5年生の2チームをはじめ、学年代表の2チーム(計10チーム)が発表する決勝大会です。1年生から順に全校生徒や保護者の前で一年の成果を発表し、審査員の皆様から発表内容をより深める貴重な講評をいただきました。


最後に投票が行われ、最優秀賞をはじめ各賞が贈られました。

学年を超えて、とても刺激の多い、濃厚な時間を過ごすことができました。1～4年生の皆さんは、今日の経験やいただいた数々の意見・感想を新年度からの探究学習に活かしてください。お疲れさまでした。